第11回:Q&A その2-8 良い教育とは何か?

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第11回:Q&A その2-8 良い教育とは何か?

(前回に続きます)

ところで「良い教育とは何か?」
皆さんはどうお考えでしょうか?

幼児には幼児の時期、小学生には小学生の時期、
中・高校生には中・高校生の時期の【良い教育】があるかと思います。

そしてそれぞれの時期に、学ぶべきことがあると思います。
幼児の時期に学ぶべきことは、幼児の時期に学んでおかないといけません。
それを中・高校生になってからやろうとしても「簡単ではない」というのが
幼児・未就学児から、小学生中学生高校生までの指導に携わった者としての感想です。

国立小学校受験コースで、幼児・未就学児の時期にこそ、身につけるべき、価値の高い、
一番良い教育と思えたのは「人の話をしっかり聞く習慣を作り、
それを素直に実践するトレーニングが受けられる。」
ところです。

小学生になると学校の授業が始まります。【問題を読んで解く】勉強がスタートしますが
幼児・未就学児はまだ【読む】ことができません。【問題を聞いて解く】がすべてです。

ですから、人の話を聞く姿勢から徹底指導してもらえます。
幼児・未就学児だから、出来なくても仕方ないということはありません。
なぜなら【姿勢を良くして先生のお話を聞く】=【聞く姿勢が受験の際の評価対象】になるからです。

 

受験勉強を始めたばかりの頃には、いくら注意しても足をバタバタさせ
10分と授業に集中していられなかった未就学児たちが、秋口になると姿勢を整え
足をばたつかせることなく、1時間程度の授業を集中して聞くことができるようになります。
(個人差はありますが…)

また「先生のお話を聞いて問題を解く」訳ですから、しっかり聞いていないと
当然解けません。幼児・未就学児に集中力を求めるのは【無理な話】だと以前なら思っていたものですが、
実際の授業に参加して子供たちの変化の過程を見るにつれ、大きな誤解だったことが
わかりました。むしろ大人の私より注意深く聞くことが出来ています。

今やりたいことを我慢して、集中して授業に取り組む基盤が
どんどん出来上がっていきます。人の話を聞く耳、セルフコントロール力が高まります。
【無理な話】だと思ったのは自分がそのような教育を受けてこなかっただけなのです。

「幼児の時期には幼児の時期の教育こそ」と冒頭で書きましたが、小学受験を目指すことで
「人の話をしっかり聞く習慣」「セルフコントロールの素養」
身についていきます。
これらは、幼児期こそ、実は身につきやすい、学ぶべきゴールデンタイムなのではないか、と思います。

(次回続く)