第27回 国語のテストができなかった理由について②

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第27回 国語のテストができなかった理由について②

第26回からの続きになります)

『難しい文章ではあったが、
時間さえあればしっかり解くことができる。』
 =本人がそう言うので時間延長してみたが、全く解けないお子さん。

多くの場合『多少は理解できるので、時間さえあれば解けるのではないか!』と
いう楽観的な感覚で上記の発言をするお子さんがいます。
楽観的な事は決して悪いことではないです。(悲観して諦めるより余ほど良い。)
ただ、時間をかければかけるほど疲れも出てきますし、集中力もなくなってきます。
国語を感覚的に解いている子には難しくなってきます。
そこで『大事なところを読み取る方法』を伝えると、反射的に『わかった!』と
一旦はなりますが、都合の良いところだけを聞き、面倒に感じることを
やりたがらないお子さんが必ず出てきます。

この層の中にも、色々なお子さんがいます。その中で一番「手を焼く」のが、

『わからないわけではないが、言った通りにはやらない』層です。

幼児未就学児から小学生の間に、【素直さ】【人の話を聞く】【セルフコントロール力】
【整理整頓する習慣】を曖昧なまま育てきれなかった場合、中学生にもなると、その傾向に
拍車がかかります。『主文になるところをマーキングしましょう』と伝えても、
マーキング自体をしていないことがあります。
主文自体がわからないから引けない、というならともかく、わかるのになぜ引かないのかと
いったところです。男子に多い傾向ではありますが、女子もまれにいます。

以前のブログにも書かせていただきましたが、この層は例えて言うと
【大濃】【中濃】の次の【小濃】といったところです。
「小濃」は勉強自体は出来るので、指導する分には楽なのですが、
「勉強で分からないところを指導する」「勉強のやり方を教える」以前に
「素直に、ありのままに物を捉え、ありのままに判断する」という点では、
会話が噛み合わず時間が掛かることが多いです。

「小濃」と「中濃」には似ているところもあるのですが、決定的に違う点は
「素直さ」かな、と思います。理由の多くは「親子関係かな!?」と思うことが
ありますが、塾としては踏み込むことが難しい面でもあります。

仮に親子関係であるにせよ、そうでないにせよ、もう自分で考える力が
身に付いてきている年齢な訳ですから、根気と気迫と愛情で、
「ひとつひとつ大事大切丁寧に・・・」「それはそれ。これはこれ。」と
分別出来るように指導し続けていかないといけません。

また「話を聞いてあげる」「褒めてあげる」「認めてあげる」が重要になってくる層
でもあります。

次回は、
③「難しい文章だったので、理解することが出来なかった。時間があっても解けそうにない。
=ところが多少のヒントを与えるとすぐ解けるお子さん」
について、記載していきたいと思います。

(次回続く)