第37回 新設! 小学1~4年生クラスについて⑤

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第37回 新設! 小学1~4年生クラスについて⑤

(前回に続く)

お母様の方が、お子さん以上に、日々の生活の忙しさにストレスを感じ、
余裕をなくしている姿がお子さんに影響してしまっているのかな!?
と思うことがあります。

国立小学校受験を直前に控えた時期のお話です。
そのお子さんが、3回連続で授業途中に何らかの理由(体調不良・授業態度)で、
早退せざるをえないことがありました。
そのため、次の授業では、私や他の先生がほぼつきっきりで付き、
なんとか無事授業終了まで頑張ることが出来ました。

その授業後、大人気先生とそのお子さんのお母様の会話が、たまたま耳に入ってきました。
お母様の声は少し涙ぐんでいるように聞こえました。
「(お子さんの)態度が全く改まらない。言うことを聞かない。受験直前なのに・・・」
そんなお話をされているようでした。

大人気先生はそのお子さんの長所を明確に伝え、お母様を全力で励ましていました。
教室を出るころにはお母様に笑顔が戻りました。

お子さんにとっての理想的な親は、自分にいつも笑顔を向けてくれ、
自分の話に熱心に耳を傾けてくれる親ではないでしょうか

「人の話をしっかり聞く。態度を改めて欲しい。」
それを伝えたい場合は、ご父兄様がそれに徹底することが最善最良の道かな、と思います。

でも頭の良いお子さんは、
「なぜ?」「なんで?」「どうして?」「でも僕はこうしたいのに?」
「どうしてやってはダメなの?」「なぜ?」「どうして?」

疑問の嵐です。

「我が強い!」といえば強いのかもしれませんが、でもそれは「うちの子は頭がいい証拠なんだ!」と、
嬉々として向き合うべきだと考えます。
私は中学生や高校生を教えている時に、逆のことがしばしあります。

「なぜだとおもう?」「なんでだとおもう?」「どうしてだとおもう?」

何を聞いても答えてくれないというお子さんもいたりします。
それを思うと、「質問攻めしてくるお子さんは大変!」など、贅沢な悩みではないか、と思ってしまいます。
「コミュニケーションが取れる!」というのは当たり前のことではないです。

「コミュニケーションが取れる!」
大げさではなく、それだけで嬉しく涙が出そうになることもあります。

本当に嬉しいことです。

とはいえ、普段の生活が忙しく、自分の時間が持てないお母様が大半ではないか、と思います。
そう考えると上記は、無理もない循環とも思います。

ただ、この循環を繰り返していると、「人の話をしっかり聞く習慣」を身につけて欲しいと一番願っているはずの
ご家庭(お母様)が、その「対話・教育・躾」の効果で、お子さんの足を引っ張ることにもなりかねません。
「僕が何か(話を)すると、お母さんがすぐ怒る」という不満・ストレスを100点満点でなくても、
問題点をしっかり整理し、良い循環作りをして解消していかないと、
せっかくの習い事の効果も半減してしまうことになりかねません

難しいところではありますが、ご父兄様の「対話・教育・躾」、本来やりたいことを
しっかりやれるように、お手伝いさせていただき、
お子さんの「聞く・読む・書く・話す」バランスを整え、
「長所をより伸ばし、短所を乗り越えることで、揺るぎない勉強に対しての自信つくり」の
モノの見方、考え方を定着させるお手伝いをさせて頂きたいと思うのです。

(次回続く)