アイル学院に通わせてはいけない!? (その6)

成績がなかなか上がらないお子さんの中には、勉強で配慮を必要とするお子さんもいます。
そのようなお子さんは、成績自体は簡単には上がらないです。

しかし、自分の意志で学ぶ力は育ちます。


一例ですが、英検3級を高校三年生で合格した塾生が、以前にいました。
人に話せば、「中学生レベルでしょ」とか、
「高校三年生なら、取れなきゃおかしいでしょ」とか・・・
配慮を必要とするお子さんの努力が認められることは少ないです。

 

その塾生の特徴は、例えば「first」=「ファースト」=「最初に、一番目」ですが、
音や意味は確実に覚えることが出来ます。
もし英作文を、「カタカナで書け!」そんなテストがあれば問題はありません。

しかし、現実は、そんなことはありません。
英単語の綴りを覚えるのに、とても苦労します。
毎回、英作文では、farstになったり、firestになったり、farsutになったり・・・

添削する側も、そのうち、何が正解だったか・・・頭の中が混乱してきます。
英単語の多くがそのような状態になります。

その塾生が、高校二年生のときに、英検4級に合格出来たのですが、
その苦労の足跡を知っている者からすると、感動でした。

当時は、今のようにCBT受験もないですから、受験は、年間三回のみでした。
毎年3回、受験します(たまに休みますが・・・)
それが、中学の頃からです。
何度目の試験で4級合格出来たのか・・・・・・
そんな感じでした。

そのような場合、合格までの道のりで、根気負けをしたり、受験自体を拒否したり、
色々な理由を作っては、有耶無耶にしてしまうことがほとんどですが、その塾生は諦めませんでした。

(つづく)

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