第1志望校(高校)に合格できなかった時の考え方

前回に引き続き、進路がテーマです。
路とはいえ、タイトルに示す通りの内容です。

「え、この時期に!?」と思われる方もいるかと思いますが、守りを固めた方が、
力を発揮できるというお子さんをお持ちのご父兄様であれば、
ぜひ、参考に読んでいただければと思います。

そして、お子さん一人ひとりが前向きで明るく、
自らの進路を肯定的に捉えることが出来れば何よりです。
参考に読んでいただければと思います。

第1志望校に合格できなかったとき、私が、必ずお伝えするお話があります。
それは、『鶏口となるも牛後となるなかれ』

自分よりもレベルの高い集団の中で、「最後尾」にいるよりも、
たとえそれがワンランクレベルの低い集団であっても、
「先頭」にいろ!!
という教えです。

希望通り、第1志望の高校に入学できたとしたら、そのときは、幸せですが、
その高校に入ってからは、レベルの高い生徒たちに囲まれながら、
レベルの高い授業を受けることになります。
それは、とりもなおさず、「落ちこぼれる」危険と隣り合わせになります。
「授業や定期テストが難しすぎる。」
「赤点連発で補習に次ぐ補習」
ということもありえます。

以前に、都立第一志望の高校に合格後、卒塾されたお子さんが、
高校三年直前に遊びに来てくれました。
その際に、「大学受験に向けて本格的に勉強をしたいが、英語など忘れているので、
中学英語からやり直したい。アイル学院で、勢いをつけてから、
本格的な大学進学のための予備校などに通いたい。」

23か月のつもりでお預かりしたのですが、なかなか勢いが戻りません。
中学三年時の頃と違い力が入らない様子です。
そして、3か月目のある日、突然塾に来なくなりました。
アイル学院に戻る以前から、高校の方は、不登校気味だったようです。
塾に来るときは制服姿でしたので、てっきり学校の帰りに直接、塾に来ているものと思っていました。

(つづく)

 

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