保護者からのご質問13 小学生高学年になっても伸び続けるために

小学生の高学年頃からは論理的に考える能力が発達していきます。
その際、素晴らしい原点(人の話を集中して聞く習慣・セルフコントロール力)がすでに
備わっているお子さんは、それに基づいて物事を考えられるようになります。
それが非常に素晴らしいことだと感じます。その素晴らしい原点を日々蘇らせるだけで、
本来の素養に基づき、どんどん良い方向に育っていくものと考えます。

逆に、素晴らしい原点(人の話を集中して聞く習慣・セルフコントロール力)が
ないまま考える能力・考える習慣が身につくと、感覚的、感情的に「それはダメ」
「あれは嫌」が先行します。わがままなふるまいを【子供らしい】と言って片付けて
しまいがち
ですが、幼児教育に触れてからは「それは違うのかな」と考えるようになりました。

勉強ができる、できないの個人差に関しては、もって生まれた才能の有無や濃淡を
強く感じるところではありますが、こればかりは如何ともしようがありません。
ただどんなに先天的才能に恵まれていたとしても、考える能力や考える習慣の原点が
しっかり出来上がっていないと、自己の容量を超えたときに、伸び悩みや、頭打ちの状態
から抜け出すことが簡単ではなくなります。

良き環境や先生に恵まれたとしても、迷いの雲から抜け出せなくなっている状態であれば
その良さ・素晴らしさを100%享受するのは難しいのではないか、と考えます。
自己の容量を超えても、頑張ったら頑張った分、スイスイ伸び続けるお子さんを
見ていると【素直】【人の話を聞く耳がある】【整理整頓できる】【モノにするまで
やり続ける習慣がある】【セルフコントロール力】
等々の素晴らしい原点が、
論理的思考が身につく時期には、ある程度備わっているように感じます。

小学生高学年・中学生になっても伸び悩みや頭打ちの状態を回避し、スイスイ伸び続ける
ことができるのは、幼児期からの根気強い訓練で体得したものと思います。
もし、ここまでのお話がある程度真を得ているとしたら、お子さんのモノの見方・
考え方
こそ、上記の姿に変えていくことが、真の学力向上につながるものと考えます。

とはいえ小学生高学年・中学生になるお子さんで、【素直】【人の話を聞く耳がある】
【整理整頓できる】【モノにするまでやり続ける習慣がある】【セルフコントロール力】
等の素養が薄い場合、それは簡単なこととは言えないでしょう。

次回以降はそれについて書いていきたいと思います。