保護者からのご質問20

国語ができる子なかなか上手くいかない子はいったい何が違うのか?今までも、
伸び続ける子は素直で人の話を聞く耳を持っているなど再三にわたり書きましたが、国語
1科目では
、より具体的にハッキリしたイメージがあります。まず国語ができる子は【丁寧な
子】【細やかな子】
が多いように感じます。

反対に、なかなか上手くいかない子は【読み飛ばす・聞き飛ばす】【キチンと聞いて考える
のが面倒で、自分勝手にやってしまう】
傾向があります。数学であれば、確実に不正解に
なるのに、国語はなんとなく正解になってしまうことがあります。

国語の成績が極端に悪くはないが、決して良いとは言えないお子さんというのは「(国語は)
苦手だから何とかしたい!」という意欲を持ちづらいこともあるためある意味もったいない
と思います。その点「国語が苦手です!何とかしたいです!」と最初から言ってくれる
お子さんは意欲・真剣度合も高いため、非常にやりやすいです。
過去には大手の高校受験の模擬試験で、瞬間風速ではありますが、国語の偏差値が一気に
27伸びた
塾生がいますし(6月の模擬試験→8月の模擬試験)、当塾で国語を頑張って
くれる塾生は平均的に国語の偏差値が10以上伸びています

上記からなかなか上手くいかない子を私なりに分析すると、

◎国語の勉強のやり方を教わっていない。
◎国語の勉強のやり方を過去に教わっていても、その後のフォローがないので元来

 読み飛ばす・聞き飛ばすキチンと聞いて考えるのが面倒で、自分勝手にやってしまう
  性質のあるお子さんは、定着することなく元に戻ってしまい、点が線にならず点で終わってしまっている。
◎本来国語は地道な訓練が必要とされる教科なのに、地道な訓練をしてくれる環境は意外と少ない。

  また地道な訓練をしてくれる環境があっても【英語ができない】【数学ができない】という
  思いが強くて、
国語まで手が伸びない。特に忙しい小・中学生は国語の勉強時間の確保が全くできていない。

以上が原因として挙げられるところではないかと考えます。

また、国語に拒否反応の強いお子さんというのも少なからずいますが、それでも 「国語力
を身につけたい」と言ってくれるお子さんに関しては、その子の状況に応じて対応できる
文章の長さから始めると良い
と考えます。

再三ですが、国語という科目、またお子さんが社会に出たときに必要な国語力を伸ばして
いける環境を、アイル学院としては今後、より一層整えていきたいと考えています。
そしてご父兄様には、まず、国語を楽しくやる、やり続ける精神的な余裕をお子さんに
与えていただけるとありがたいところです。

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