Q:(子供は中学1年生です)勉強が嫌いです。成績も良くないです。
勉強や成績に関する話をすると物凄く抵抗します。わざわざ塾に行かせる必要があるでしょうか?
A:「なぜ勉強が嫌いになったのか」
理由をキチンと把握されたうえで判断されると良いでしょう。
小学校高学年、中学生になると、大概(勉強に対する)自信がないことが原因で勉強嫌いになります。
勉強をいくら頑張っても「やればできる!!」自信が持てなければ、「勉強は嫌」
そう考えてしまっても、仕方がないでしょう。幼児・未就学児、小学校低学年から、
勉強嫌いのお子さんはあまりいません。何に対しても、一生懸命取り組みます。
それが少しずつですが、勉強が出来なくなると言い訳をしたり、誤魔化したり、分かって
いないのに分かったフリをしたり・・・・・・
お子さんによっては、そのうち出来るフリすらしなくなります。
母親に、いかにすれば勉強、勉強と言われないようにすることが出来るか、そのテクニック
ばかり高度化し、成熟していきます。とはいえ、それがどのような理由でそうなったのか!?
原因は何なのか!?突き詰めて判断していかないと勉強に関するお子さんの可能性を塞ぐこと
にもなりかねません。
質問者様のお子さんは中学1年生とのことでした。
数学算数であれば、小学校で学習した小数分数含む四則混合計算(+、−、×、÷)を解かせると良いです。
1回目は忘れてしまった可能性もありますから、解けなくても大丈夫です。
2回目以降、難なく解けるようならノープロブレムです。
数学の科目は解ける!自信がつくと、定期テストで30点40点台だったのが、80点台程度まで
一気にアップすることが、ごく普通にある教科です。これは学校の授業スピードに追い付けず
抜け漏れが生じたのが原因です。
状況を把握し、適切な指導が出来ると、ポパイにホウレンソウを渡すがごとく、やれば出来る
と、勉強に対する意欲が、力強く蘇ります。
磨けば光るものがありながら、自らの思い込みから、勉強を受けつけなくしているのは、
非常に勿体ないお話だと思います。
中学1年生で、小数分数含む四則混合計算(+、−、×、÷)がしっかり出来るので
あれば、ちょっとした、つまづきから勉強嫌いになっているだけと私なら判断します。
お子さんは勉強に対する自信のなさから、周囲のちょっとした発言もストレスや
プレッシャーに感じているように思います。それが強い抵抗に繋がっているものと考えます。
これ以上、傷口が深く広がらないうちに、適切な対応をされるべきと考えます。
また小数分数含む四則混合計算(+、−、×、÷)がしっかり出来なかったとしても、
勉強に対する意欲や可能性を閉じるようなことだけはさせたくないところです。