勉強に自信のないお子さんが学校の授業でどんな歴史を辿ってきたのか振り返ってみたいと思います。
まず、小学校入学当初から勉強に自信がないというお子さんはいません。「自分はできる!」
前提で臨んでいます。(小学受験組の一部は除く)精神状態はとても良い状態といえます。
ところが、授業中元気よく手を挙げて答えても、ミスをした途端にできる子たちから
大きな声で「違います!」と否定されるようになります。少しずつ不安感を増していきます。
自分の解答に自信が持てなくなり、隣の子の答えをチラチラ覗き込むようになります。
授業での手の挙げ方も元気よく挙げていたのが、ワンテンポ遅れるようになります。もしくは、
挙げているのか挙げていないのか分からない挙げ方になります。「勉強には興味がない」とか
「勉強を頑張るつもりはない」と言い出し抵抗するようになります。
幼児・未就学児、小学校低学年の間に、お子さんの発するSOSをキャッチし「やればできる」
を愛情を持って手助けしつづけてあげたいところです。
小さい時(幼児・未就学児、小学校低学年)に「やればできる!」という体験を
多く積むに越したことはありません。
乗り越えてきた数々の記憶がのちのちの財産になるわけですから。