漢字はひたすら暗記と捉えてしまい、そこから苦手意識を持つお子さんは多いです。
お子さんの様子を見ながら、慎重に勉強の進め方を考えてあげないと、習得に大きな差が出てしまいます。
たとえば、「動」と言う漢字が出てきたら、
動く=うごく動作=どうさ 運動=うんどう 動物園=どうぶつえん 自動車=じどうしゃと、
その漢字が持つ読みと熟語を一緒にまとめて覚えてしまいます。
一つの漢字を勉強するときには、まず訓読み(意味)から確認し、次にその漢字を使った
典型的な二字熟語を声に出し、その二字熟語の意味するところとその漢字の音が頭で繋がるように仕向けていきます。
ここまでは大なり小なり、どの小学校でも授業中に取り組めているのではないか、と思います。
その段階で「漢字って面白いよね」と普通に思えるお子さんと、そうでないお子さんに分かれていきます。
そのとき、アイル学院の小学1~4年コースはどう対応していくのか、が大事なところですが、
それは入塾説明会などでお知らせしていきたいと思っています。
漢字の意味からどんな熟語が生まれているか、音や意味からの連想が働くと覚えやすくなります。
お子さんの連想が働いているかどうか、大事なところです。一つの漢字から、いくつもの熟語が
湯水の如く連想でき、しっかり書くことができるようになるまでやりきることが一番ですが、
中高校生になってからではこの作業はどんどん難しくなっていきます。
理由は前回のブログに記載させていただいた通りです。また有名中学・高校の生徒さんでも
驚くほど漢字が出来ないお子さんがいたりします。
では、なぜ有名中学・高校に入学することが出来たのか!?
考えられる理由として、旺盛な機械的暗記能力から何事も乗り切ることが出来たことが原因と考えます。