お子さんに対して「英語に苦手意識を持たせないように!」というご父兄様の思い・願いがあればこそ、
早い段階からの英語教育スタートに繋がったものと思いますが、
英語を得意科目に出来なかったお子さんの話を聞いていると
「英語は嫌い」「親に無理矢理やらされていただけ」
「何のために英語学習をやっているのか、さっぱり分からなかった…」など、
苦手意見が一人や二人ではないです。
「英語を楽しく学習出来なかった」
「英語の勉強をしても、その後どうなりたいのかが分からず、モチベーションが上がらなかった・・・」
色々な原因があっての結果でしょう。
しかし、私の中では、ハッキリしている因果関係があります。
下記はエビデンス(科学的根拠)があるお話でもないですし、絶対的なことではないとも思いますが、
英語の早期学習をしていたにも関わらず苦手にしてしまっているお子さんには、決まって共通点があります。
それは英語のみならず「漢字も嫌い、苦手」にしているお子さんが多いことです。
「嫌い、苦手」というのにも、温度差・濃淡はあります。「(漢字の勉強は)嫌い」とハッキリ言うお子さんから、
「別に嫌いではないが、好きでもない」というお子さんまで幅広くいます。
それらのお子さんは、漢字が出来る分だけ、英語もそれに比例して出来ているように思います。
逆に「漢字は出来るものの、英語が出来ない、英語は苦手!」というお子さんが、塾に来てくれると
「ノビシロがたっぷりある!」と思ってしまいます。
そういうお子さんは大体の場合、英文法が整理出来るようになると早いです。
漢字ができる生徒は読解もできる!といいますが、この相関関係は英語にも当てはまるのではないか、
と思っています。そう考えると小学生の間に、漢字を好きになる、
漢字が 読める 書ける その素養をしっかり身につけておくのは非常に重要と考えます。