今度は 読む 書く 話す です。
ゲームやスマホの発達から、子ども達の活字を読む習慣が減り続けているのは、
ほぼ間違いないところかと思います。
私の娘は、現在小学2年生なのですが、動画サイトをよく見ています。
「この映像は凄い。製作者さんが力を入れて作っている!!」と凄い集中力で夢中になって見ています。
新しい語彙や言い回しも動画サイトから覚えたりします。今の子ども達にとり、夢中になれるものが
遠くではなく、身近にあり、またそれは手軽に使うことが出来ます。
より楽な方、より便利な方、より人気の有る方に流れていくのは世の常ですから、子ども達に活字を
読む習慣を今まで以上に意識してつけていかないと、活字離れの傾向は、ますます強まっていくものと思います。
「ゲームやスマホは脳を軽くするだけ。絶対に子どもにはやらせない!」
そんなご父兄様もいらっしゃると思いますが、徹してやりきるのは、お子さんが既に何かの活動で
多忙を極めている、他に没入出来ることがある場合を除いては、難しいのではないか、と思います。
上手く行く場合・時期もあるでしょうが、長期スパンで見たとき、優秀なお子さんは、
ゲームやスマホをやりたい一心から、凄まじい論理展開をし、親を屈服させるべく、
ありとあらゆる攻撃を仕掛けることもあるでしょう。鬱積したものが激しく出る場合もあります。
また、その逆に物分かりの良すぎるお子さんは、ゲームやスマホに関心を示すことはないのかもしれませんが、
だからといって読書(活字を読む)するかと言えば、あまり関心を示さなかったりします。
「この子は何に対しても関心を示さない」と、逆に心配になることもあるかもしれません。
心配は尽きないものです。また心配していてもキリがないのも正直なところです。
当塾の考え方としては、ゲームやスマホの存在を認め、早い段階からそれを律して
使いこなせるようになることを是としています。
自身を程よく律していく訓練、自分自身の心の中で、自ら番犬を飼わせるように仕向けて行く方が、
長続きもするのではないかと考えます。