アイル学院の夏期講習とは?後半

「アイル学院の夏期講習 前半&中盤」を送付したのが、約1か月半前の月後半です。

夏休みももう8月。
夏休み自体も、1/3終了しました(笑)

今回の後半では今年のアイル学院の夏期講習とは?の追加を書いていきたいと思います。

夏期講習受講生にとっては、追加の内容が含まれます。

大変恐縮ではございますが、一通りご一読をお願いできればと思います。

 

「アイル学院の夏期講習 前半&中盤」を書き終えてから、今日まで約1か月半の間で、一番に取り組んでいたのが、6月の行われた中学生の定期試験の問題&解答の確認です。

この確認は毎回の定期テスト後には必ずやっているのですが、確認後の「感想」は毎回の定期テストと一緒です。

「もっと、しっかり読めるようにするにはどうしたらいいの?」

この指導をどうすればいいか、これにつきます。

 

これは、テストの際の問題文を「読み飛ばすな!」とか、「読み違いをなくせ!」といった単純な意味合いも含まれていますが、もう少し根が深いお話です。
まず「塾では出来るのに、なぜ試験だと出来なくなるの?」といったものがあります。

これは中学生のみならず、小学生の全国模試受験者にも通じるお話です。
この機会に記載をしたいと思います。

 

●塾ではミスしたことがない問題でミスをする。パターンで(問題&答)を暗記(理解)しているため、言い回しがちょっと違うと対応できなくなる。

 ●試験時間が足りなくなる。そのため、塾ではミスしたことがない問題でミスをする。あきらかに後半の問題は、しっかり読めていない。塾では解ける問題でミス連発。特に「“難しい”と思った問題は後回し!」と指示しているにもかかわらず、全部解ける気になって取り組んでいる(笑)
積極性が増したこと自体は、うれしい反面、今の実力では、試験時間も足りなくなる。

 

この上記ふたつは、試験以外の普段の学習で解決すべきお話です。

野球で言うと、投手のレベル・球速(各教科の問題の難度)が上がるにつれて、それを打ち返す打者も、よりスピーディでミスの少ない対応が求められます。
今までと同じ練習でよいわけがありません。

この練習を「読解スピード」と書けば簡単ですが、具体的に書くと、文字を読み、文字から理解する力、要約力、要点整理力です。これが曖昧・感覚的な分、時間を取られ、ミスをします。

英数国理社で、生まれ持っての先天的な才能に恵まれている科目があっても、文字を読み、文字から理解する力、要約力、要点整理の実力向上が疎かになると、頭打ちをします。

その都度、そのお子さんには言います。
「君は●●の科目ができないのではなくて、読解が弱いよ。」

しかし、この言葉の意味するところが分かるお子さんはある意味、読解ができる、強いお子さんです。
たいていの場合、この言葉を伝えたお子さんは、要領を得ない、ピンとこない顔をしています。
そして苦手な読解の練習からは逃げようとします。
これは、テストの点数や偏差値だけで測れないところです。

難関中学、難関高校といわれる学校になればなるほど、根本的な読解力や読解スピードが求められます。
偏差値が60になり、もっと上を目指そうというとき、難関中学、難関高校の過去問をやらせてみたりします。
箸にも棒にも引っかからない場合が多いです。
なぜならば投手のレベル・球速があがっているからです。
何で点数を落としているのか、よく見ていかないといけません。
打撃の実力(文字を読み文字から理解する力、要約力、要点整理力)が脆弱な場合、テストの際に、大した変化球でなくても、のけぞり、ミスをし、時間も必要以上にかかります。

 

普段の日常の学習で、
「文章が難しい」と読む意欲・気力が奪われ、文章を読もうとすらしない。感覚的に処理をしてしまう。
「文章が易しい」と侮り、読み間違いをしているのに、見直しすらしようとしない。
「もっと、しっかり読めるようにするにはどうしたらいいの?」の大意です。

 
アイル学院では、普段の「通常個別」の授業で、「もっと、しっかり読めるようにするにはどうしたらいいの?」の指導も、当然行っておりますが、頑ななお子さんも多いです(笑)
手間ひま労力を惜しみ、段階的な作業を怠り、適当に処理して、あいまいなままで自己完結をする(笑)
その習慣が染み込んでいる。当たり前になっている。
伸び悩んで当然です(笑)
何度言っても直らない。
伝わらない。
なぜひとつひとつ大事大切丁寧に読まないの? 
なぜ端折るの?

「端折るから訳がわからなくなっているのだよ。そう思わない?」

何度も絵や図や表にして、何を端折ったからわからなくなっているのか、伝えても、貝にでもなったように、無表情を決め込むお子さんもいれば、時にはにらんでくるお子さんいます(笑)

特に数学などで、計算用紙を使わず、頭で考え、すべての計算問題を暗算でやろうとするお子さんがいます。
「解き方」や「答え」をその場では熱心に聞いても、すぐ忘れてしまいます。
使いこなせて、はじめてゴールです。
さらに使いこなせても、実際の試験には、試験時間があります。
試験時間内に解答ができないと点数になりません。
ある意味、
もっと、しっかり読めるようにするにはどうしたらいいの?」の指導は体質改善の指導です。

簡単ではないですが、根気強く対話をし続け、「わかった、できた、もう大丈夫。でも、ノートを作るのは無理!」で終わらない体質改善を目指す根気強い指導は必要です。

体質改善を目指す根気強い授業は、当塾では「特別個別=1時間完全マンツーマン」の授業です。

ある意味、これに特化をしています。

 
今回、夏期講習お申込みを頂いた方には、「特別個別授業(1回分 8,000円相当)」追加したいと思います。
ただし1回の授業です。
授業メニューは、夏期講習で取り組んだ内容の「要点整理&ノートまとめ&ノートつくりのやり方」までとします。

自分自身で使いこなせる、参考書代わりになるノートつくりが出来れば、一生モノの財産です。
自分自身で使いこなせるノートを作る実力がつけば、それを足掛かりに何でもできます。

しかし、「ノート作成=面倒/無理」「文字を読む=面倒/無理」の意識が強すぎて、指導が耳に入ってこない時期というがあります。
れでは焼け石に水ですが、夏期講習申込の塾生は「今、変わりたい!」と願っている塾生だと思います。
このタイミングで、チャレンジさせてもらえたら、と思います。

その思いで夏期講習のメニューに追加をさせていただきました。

ご費用は中盤で記載したご費用と変わりありません。追加のご費用はございません。

通常個別生 11,000
その他   22,000
(夏休み期間のみ通常授業をご希望の場合、+33,000円)


最後にいまさらですが、中盤で、夏期講習の募集締切日を記載しておりませんでしたので、
今回   8/10(木)
までとさせていただきます。
もし、ご検討されている方がまだいらっしゃるようでしたら、この機会にご連絡をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いします。

 

ちなみに「特別個別」の授業のご案内は下記です。

特別指導コース(小学生・中学生)

https://iwill-nakano.com/price/

 

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