今回は、最終3回目書ける塾生編です。
書ける塾生なので、
「読書感想文の書き方を教えてください」
といった相談は過去現在において皆無です(笑)
よって書ける塾生編は重要がないため、書く必要がないのですが、受験を意識して書いてみたいと思います。
最近、中学受験の最難関御三家中学の1校の過去問(国語)を確認する機会がありました。
2022年度の国語の試験問題で、驚いたことがあります。
それは選択式問題がついに一問もなくなり、すべて記述式問題になっていたことです。
以前は、少なからず選択式問題があったのに、優秀な人材が毎年競って受験するため、年々レベルが上がり、選択式問題がなくなってしまった・・・。
そんな印象です。
配点は、
○漢字・慣用句=配点26点。
○物語小説/説明論説文の2題=7問74点(記述式問題)で、試験時間は50分です。
記述7問は、1問5分前後で書けないと確実に時間が足りなくなります。
それに対して、都立高校(自校作成のぞく)の2022年度の国語の試験問題が2019年度に続き、平均点が80点を越えました。
記述式問題は1問のみ。
全体の6割は選択式問題です。
配点は、
○漢字読み書き10問×2点=配点20点
○物語小説5問×5点=配点25点(すべて選択問題)
○説明論説4問×5点=配点20点(すべて選択問題)+1問10点(200字記述問題)
○古典5問×5点=配点25点
「どこまで簡単になるの?」
そんな批判もありますが、それでも2度読み3度読みして、試験時間が足りなくなる塾生(中三)は毎年結構な割合でいます。
国語が得意な中学3年の塾生の保護者様から、
「うちの子の国語はどうですか。今のままで大丈夫ですか?」
という質問を頂く場合、
「都立高校入試問題(自校作成のぞく)であれば、何の問題もないですよ。」
と回答することがほとんどです。
しかし、これが御三家中学とはいえ、3学年下の国語の入試問題であれば、話は別です。
「今のままでは無理です。書く訓練が必要です。50分の試験時間では対応できないです。」
国語が得意な中学3年生であれば、御三家中学の国語の問題【物語小説/論説説明文】の文章自体はさほど難しい文章ではないので読解自体はできますが、書く訓練ができていません。
国語に限らず、たとえば、偏差値40程度の私立高校の受験問題と偏差値70程度の私立高校の受験問題では、質量とも雲泥の差がありますが、国語に関してその差を平たく書けば、書けるか/書けないかです。
書ける実力がある人から上に行きます。
大学の受験制度も年々多様化していますが、何が決め手になっているのか、その多くは、これも書けるか/書けないかです。
仮に、偏差値が30台の都立高校に進学をしても、書ける塾生は総合選抜などの制度を利用して、一般入試で偏差値55程度の大学(学部)までは合格をします。
今はもっと上も望めるかもしれません。
面接、小論文対策のみで受験可能な大学は書けるか/書けないかで決まります。
書く技術・実力は今後ますます磨いて損はありません。
書ける塾生に対して何が言いたいのか、と言えば、
「せっかく書く能力があるのに、中途半端なままにしていたら、もったいない。」
ということです。
しかし、書ける塾生に上記の話をした場合、
「書く技術を磨くくらいなら、一般入試の方が良い」
と言われることもあります。
理系が強い場合、特にです(笑)
理系文系関係なく、
「書くのは面倒くさい!」
そのようなお子さんも多いでしょう。
そのため、中学の定期テストでは、主要5科で400点前後取れるお子さんと300点、250点も行かないお子さんが、最後の大学受験では逆転されることもあります。
少々長くなりましたので、別便で続きを記載します。
本日もお忙しい中、ご一読いただきありがとうございました。