文章を書けると得する③~書くことが中途半端なままで終わってしまっているお子さんが多い理由

公立の中学の定期テストや都立高校の入試問題は、おおよそ60点前後の平均点ありき、で試験問題が作成されています。

毎回のテストの点数を見れば予定調和の世界です。
(おかげで受験対策はしやすいですが・・・)


ちなみに、滋賀県立高校の入試の各教科平均点は40点台です。

記述式問題が多いのです。

滋賀県の塾・学校は、どんなに子どもたちが記述式問題を嫌がっても、書き方の指導をあの手、この手でしているのだろうな、と思います。

また通う塾生や保護者も書くと向き合わざるをえない分、実力が磨かれていくことでしょう。

滋賀県は今の試験問題で、平均点が50点、60点、70点と上がりつづけていくことを願います。
素晴らしいチャレンジだと思いますが、日本全体(公立)ではほとんどありません

基礎的な用語の確認など20〜30点程度で、本質的な意味・考えを問うような試験は、御三家難関中学や難関高校の難関と呼ばれる学校のみです。

しかし、難関中学や難関高校を受験しなくても、本質的な勉強が出来る環境に身を置く方が得です。

この努力は最後の大学受験では総合選抜試験で評価をしてもらえます。
どこの高校に属しているとか、高校の成績は一切問われず、面接小論文(論説文を読み、その論説文に対して自分の意見をまとめる)で評価されます。

総合選抜で大学進学するお子さんは年々増えていますが、多くはお子さんが高校3年生になるころに、
「へえー。今はそんな制度があるんだ。」
とおっしゃられ
、この入試方法を知らない保護者様が多いです。

こういった理由で書くことが中途半端なままで終わってしまっているお子さんが多いのです。

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