基礎力が大事とよく言います。
では【基礎力】とは何なのか?
当塾では、通常授業のほかに、個別授業を行っています。
個別授業では、解き方の指導がほとんどされていない国語が中心ですが、
その他の教科も希望に応じて取り組んでいます。
伸び悩みの根の深いところをじっくり個別で見ていきます。
どの科目に対しても、私なりの基礎力とは何か?の定義がありますが、
そのお話をさせていただく前に、
「(これさえやれば)偏差値40から60へ。20UPは当たり前。」とか、
「(これさえやれば)最短1週間で偏差値10UP。」
そんな宣伝文句を塾や本などで目にすることがあります。
「偏差値40から60へ。20UPは当たり前」は別に不思議ではありません。
基礎力が身につけば、当然そうなるでしょう。
しかし、「最短1週間で偏差値10UP」・・・・
これはマユツバもの? 過剰な宣伝文句?ではないか、と私などは思います。
数学を除く科目は、試験問題の大半が選択問題ですから、
偏差値45のお子さんが、瞬間的に偏差値55になることもあるかもしれませんが、
【基礎力】が無いお子さんは「1週間で偏差値10UP」の可能性もある分、
その翌週には「偏差値20DOWN」の可能性もあります。
成績が安定することは考えづらいです。
今回は、基礎力がしっかり身に付いたのを前提に、
成績がUPするお子さんとなかなかUPしないお子さんの分岐点や違いを記載しながら、
基礎力とは何か? そして基礎力強化のために、アイル学院が取り組んでいること、
重視していること、などを記載していきたいと思います。