算数・数学以外の教科は‥
小5、小6、中1と算数・数学は頑張ってきたお子さんですが、他教科は
「英語はやる気が全くしない。理科社会はもっとやる気がしない・・・多分中学生になっても勉強はしないと思う。」
と平然と言っていました。
小6の頃は見向きもせずでした。
ただ、基本的には小心者なので、いずれチャンスは来るだろう!と思っていました。
すると、中1の6月の定期試験の直前から、
「もうやばいです。本当にやばいです。」
と急に危機感を持ち始めました。
入塾2年で、ついに理社を取り組むことができました。
理社は、私がいろいろ見てきた教材の中で、一番取り組みやすい教材で学習をスタートしたので、ひととおり試験範囲の学習を終えることができました。
学校の授業が全くわからなかったのが、塾の授業でわかるようにはなったので、少しは自信がある様子でした。
しかし、それだけで、すぐ良い点数になるほど、テストのセンスに恵まれているとはいいがたく理科は平均点を下回りました。
ノートをとる習慣
わかるとできるは違います。
しかし、この中1の時期に、理科・社会の学習をスタートできたことは貴重でした。
さらに、理社を取り組むようになり、ノートをとることが出来るようになりました。
小6までは、何度言ってもノートをとることが出来なかったのですが、定期テスト<危機感から、ノートをとる習慣が身につきました。
定期テストの素晴らしいところです!
ノートをとることで、ノートを見ながら、自らの理解を確実にしていく、その一歩を踏み出せるようになりました。
ノートをとることが当たり前に出来るお子さんも、世の中には多数いますが、小学生時代にノートが全くとれなかったお子さんが、自らの意志でノートをとるようになるということは勉強する力が育っていることにほかなりません。
そして、今回、中1の9月の定期試験に臨んだわけですが、予想通り、夏休みの頃は、
「定期試験、今度は、もっとやばいです!!」
と言いながら、
「理社キライ。特に社会キライ。全くやる意欲がわかない。英語も何をやっているのか、さっぱりわからない!!」
と、腰が引けた感じで勉強をしていましたが、9月に入ってからは、おしりに火が付いた感じで、腰が引けずに、勉強ができるようになりました。
今回のテストでは、当塾で利用をしている一番取り組みやすい教材と定期試験向けの教材の2種類の教材で、試験範囲の学習を進めることができました。
しかし、もとがそんな状態(英理社は腰が引けている状態)です。
ノートを見ながら、理解を高めていく。
↓
ノートを見なくても、解けるようになっていく。
↓
わかるからできる。
英理社は、そのプロセスの途中で、定期試験に臨んだ、そんな感じです。
定期試験の結果で平均点より良かった!とか、平均点より悪かった!とか、そこでお話が終わってしまうことなく、なぜ英理社で腰が引けた状態になっているのか、どうすればそれを解消できるのか・・・そこに重点を置いて、対話をし、11月の定期試験に臨みたいと思っています。
結果を分析して、よりプロセスを充実させていきたいと考えています。