学校の先生を含めた識者と呼ばれる方々で夏休みの読書感想文は是か非か?を問う議論があります。
公立小中は多くの場合、先生方に委ねられているのではないか、と思います。
そのため読書感想文の宿題自体が無い公立小中も最近は増えています。
「読書は必要だが、感想文までは不要。むしろ多読をして様々な世界や表現に触れて、様々な価値観や文章の作り方を体得してほしい。感想文を書く時間があれば、より読書する時間、習慣性を作ってほしい」
読書感想文不要派の主たる考えです。
私も不要派ではあるのですが、
「読書感想文をなくしたら読書の量が増えるのか?」
と聞かれたら、
「それはない」
と即答します。
増えるとは全く思っていません(笑)
多くの場合、本など読まずに、【YouTube】【ゲーム】に流れるのでないでしょうか。
僕の頭はYouTubeに支配されています
昨日もある塾生(小学生中学年男子)と話をしていました。
「どうしたら文章を読むことやノートつくりに興味が持てるようになるかな?」
そんなテーマでいろいろ話をしていると、
「僕の頭はYouTubeに支配されています」
と言っていました(笑)
これは、以前にも中学3年生男子の受験直前期の塾生に言われたことがあります。
「塾にいるときは勉強に集中できるのに、塾から離れたとたんに、勉強に集中できなくなるのはなぜか?
どうすれば解消できるのか?」
と話をしていたときに、
「僕の頭はYouTubeに支配されています。どうしたらいいですか。」
まったく同じことを言われたのを思い出しました。
ちなみに、今年の中学3年生男子(受験生)の一人は、春ごろの話ですが、
「YouTubeを止めたいのに、止められない」
と言っていました(笑)
止めたい!という自覚を持つだけでも立派ですが、とにかく中毒性を感じます。
【手軽で楽しい】
流されて当然です。
ただ流される習慣がついたら、簡単に抜け出せないのが中毒です。
常に、脳みそに文字を読む楽しさ嬉しさを植え付けないと、楽なものに流れる一方で、文字を読み、文字から理解する力が育ちません。
読書感想文不要論と言えば不要論ですが、読書感想文がなくなると、読書を全くしないお子さんも生まれるのではないか、と思います。
今も昔も、幼児期未就学のころは、さほど変わりませんが、スマホやタブレットを利用する小学生になり、【YouTube】と出会ってから状況は一変していきます。
読むとか書くに対する関心を高める授業、指導はますます必要と考えます。
これがせっかく書けるのに、書くことが中途半端なままで終わってしまっているお子さんが多い2つ目の理由です。
文章が書けると得する!①~書くことが中途半端なままで終わってしまっている理由
2023.08.23
読書感想文の評価の観点は、公立小中の場合、宿題の提出の有無が一番です。
もちろん、知的鑑賞力に優れた生徒の作品は高く評価されますが、多くの場合
「みんな夏休みにしっかり本を読んで読書感想文を書けたね!」
で各々先生のコメントをもらって終了です。
「なぜ読書が大切、なぜ感想文を書くことが大切?」
線とならず、点で終了です。
定期テストに読書感想文という科目でもあれば、また違うのでしょうが・・・。
ただこれは採点が大変です(笑)
採点しても
「なんで私が60点で、あの子が70点なの?」
など、色々な問題噴出が予想されます。
これがせっかく書けるのに、書くことが中途半端なままで終わってしまっているお子さんをたくさん生んでいる一つ目の理由です。
